障がい者施設で電子書籍化サービスがスタート!
■時期
2012年3月~
■連携・関連先
就労移行支援事業所 そらいろ、
ノートルダム女子大学、花園大学
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「そらいろ電書」は、障がい者施設の新しい取組みとして、
京都府の三条商店街にある精神障がい者福祉施設「そらいろ」さんと
紙の資料や文章を「電子化」することを新サービスとしてスタートさ
せたプロジェクトです。
【なぜ障がい者施設で電子化サービス?】
障がい者施設の作業内容は様々ですが、スピード感や顧客に対す
る柔軟な対応が必要となってくるため、なかなか時代や社会の
ニーズにマッチした授産商品は生まれにくい状況にあります。
そこで今回は、社会のニーズと障がい者施設としての取り組みやす
さのどちらもを兼ね備えた新しい取り組みとして「電子書籍化」
サービスを事業化しました。「電子書籍化」とは、お預かりした資
料や文章をパソコンで取り込み、パソコン上で閲覧できるPDFの
電子データに変換することです。パソコンの普及が広まり、環境
への意識も高まっていることから、IT業界以外の様々な分野でも
業務のペーパーレス化・電子化が推進されてきています。
けれども、今まで保存してきた大量の資料を自社だけで一気に電
子化することは簡単ではありません。そこで専門の業者に資料の
電子化を依頼したい、というニーズも生まれてきました。
また障がい者施設にとって、電子書籍化のサービスは障がい者の
方でもスムーズに作業を進めることができ、初期投資も比較的安価
で実施が可能なので、導入しやすい事業です。
この市場のニーズと障がい者施設のニーズを組み合わせることで、
障がい者施設と社会が互いに喜べる仕組みづくりを目指しています。