UNKOWN ASIA、今年もレビュワー審査員として参加させていただきました
ありがたいことに、
10周年を迎える大阪の
アートイベントである
「UNKOWN ASIA」にて、
まさに10回目となる
レビュワー審査員を
担当させていただきました。
1年に1回、再会できる
レビュワーの皆さんとの
出会いが嬉しくて、
あと、作家の皆さんの
このイベントの出展にいたるまでの
ドラマティックなチャレンジを
お聞きするのが好き。
今年は、20年来のお友達作家さん、
一緒に気仙沼に行った当時の学生が、
初出展をしていたり、
あとあと、赤メガネ先生をしている
大阪国際工科専門職大学の
学生たちにも「アートに触れるべし」と
案内したりとか、
なんだか、個人的にも、
嬉しいことが多いイベントでした。
出展した作家さん達には、
バイヤーさん、ギャラリストとの
良い出会いが増えているようです。
これは、石川たけちゃんをはじめ、
プロデュース側の皆さんの
並々ならぬ、努力のおかげ!

レビュワー審査員として、
中川悠アワードは、
「823」さんという女性作家さんを
選ばせていただきました!
本日は最終日、
まだ行かれてない方は、ぜひ!
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◆823さんへのコメント
全てを回った中で、目を閉じて思い返してみて、じわじわと心の中に浮かび上がったのが823さんの作品でした。
サラリと見ると、ヨーロッパの街並みに見える作品は、実は、すべてが日本のレトロな建物たち。民家や喫茶店、中華そば屋が立ち並ぶなかで、建物の隣には、そのモチーフごとに女の子のイラストが!!
ミートソースパスタの女の子。トマトパスタの女の子。髪型だけではなく、イヤリングやネックレスに至るまで、建物のモチーフが表現されていて、見てるだけでもおもしろい。
お話をお聞きすると、「海外の街並みも素敵だけど、日本の街並みも負けていない」と823さんは、そのこだわりを教えてくださいました。
街歩きが好きなので、その視点を作品に反映させていったということ。そして、イラストの細部に至るまで、忘れない遊び心。
作家さんとお話をして、可愛らしく懐かしい作品の奥にある作品への愛情に、なんだか心をギューッと掴まれました。
これから未来が、とても楽しみな作家さんです。

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