障がい者雇用に取り組む、100社に向けて60分の講演
「杉本町みんな食堂」と
企業と連携した障がい者雇用の
新しい仕組み「ユニリク」が、
大阪商工信用金庫 社会貢献賞に
選んでいただけたこともあり、
今年は『障がい者雇用』に向けて
新しいチャレンジをする人として
講演や登壇のご依頼をいただく機会が増えています。
今回は、
ニッセイ財団さんとのご縁から
日本生命の特例子会社である
ニッセイニュークリエーションの
皆さんが食堂を
見学に来てくださって、、、。
なんと、
「公益社団法人全国障害者雇用
事業所協会(通称:全障協」」の近畿ブロックに所属する
100名を超える企業の
特例子会社の皆さんに向けて
お話をすることに!!!
せっかく企業の社員さんに
お話をするのなら、
現場のリアルさを全開にした
企業にとって耳の痛い内容にしようと、
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社会が教えてくれない障がい者雇用の5つのこと
~NPO法人が企業と取り組む、離職者ゼロの新しい障がい者雇用のカタチ~
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というテーマで、
お話させていただきました。
企業で働く障がい者スタッフの
障がい別のお給料は、
・身体障がい
67,000〜248,000円
・知的障がい
51,000〜137,000円
・発達障がい
48,000〜164,000円
・精神障がい
51,000〜189,000円
※働く時間や場所によって異なります
その中で、企業はなかなか
一人一人に合わせた仕事を
作りだすのに苦労をしていて、
ずっと掃除だけ、
ずっと軽作業だけの仕事の場合が
とても多いんです。。。
では、そのまま定年を迎えたら、
仕事の中で得たスキルで、
親亡き後に生活ができるのか。
その生きていく力を教えるのは、
家庭なのか、職場なのか、
もしくは、両方なのか。
、、、できれば、
両方であればいいと
思うのだけど、
企業は企業として、やはり、
個人への細やかな対応は難しい。
『働きつづけた障がい者職員の
 親亡き後の人生を想像して、
 企業の障がい者雇用枠で働く
 人たちへの人材育成の
 ビジョンを作るべき』
というメッセージとともに、
企業で働く当事者たちの
「賃金の問題」「理解のこと」
「企業内だけでは解決しないなら、
地域連携の可能性を探るべき」
 
そんな企業担当者には、
耳の痛いお話も含めて
60分、伝えさせていただました。
これが、特例子会社ではなく、
一般企業であれば
理解も変わってきますが、
特例子会社は本社との関わりがあり、
会社で働く皆さんも、
異動・出向として期間限定で来られる方がほとんどで、
初めての障がい者さんとの
お仕事での戸惑いをはじめ、
今まで培ってきた企業の考え方と
福祉の考え方との違いなど、
これもまた、簡単には買えられない。。。
久しぶりに対面での
奥脇さんとも出会えて
嬉しい時間でした。
ニッセイニュークリエーションの皆さん、
ありがとうございました。

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