高槻の観光と防災のマップを見直して、
地元&観光客に役立つスマホマップを作成
■時期
2012年12月~2013年3月
■連携・関連先
大阪府、高槻市
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大阪府緊急雇用創出基金事業(重点分野雇用創出事業)
『コンテンツを活用した地域活性化事業』を受託し、地元の人々と災害
弱者と呼ばれる旅行者の両者にとって役立つ、防災と観光のスマホマップ
をワークショップを通して作成する「もしもの観光マップ高槻」プロジェ
クトを実施しました。
このプロジェクトは、日常生活の中では意識することが難しい防災や町の
観光について改めて学び、マップを作成することで、市民のみなさんの防
災や町への意識を高めるだけでなく、参加者以外の方々にもマップという
形で情報を継続的に共有できるプロジェクトです。
【全3回ワークショップ&プロジェクト内容】
<ワークショップ1回目>
1回目は、「高槻のまち会議」。高槻で配布されている多種多様な観光
や防災のマップをひとつの大きなマップにまとめました。またひとつの
地図にまとめることで見えてきたこと、改めて気付いたこと、避難所へ
のルートなどについてみんなで話し合いました。
<ワークショップ2回目>
2回目は、「高槻のまち探索」。1回目のワークショップで1つにまとめた
マップを持って、実際に高槻の町を歩いてもらいました。フィールドワー
クの中では、持っている地図が観光・防災に役立つか、避難所へのルート
は正しかったか、などについて検証もおこないました。
<ワークショップ3回目>
3回目は、「高槻のまち発表会」。ワークショップの参加者たちが、自分た
ちで作ったマップが観光・防災時に地元の人々や旅行者にとって、どのよう
に役立つのかを発表しました。最終的には、ワークショップで作成したマップ
をスマートフォン専用アプリ「フラット案内」を使ってスマホで見られるマップ
として完成させました。完成したマップは、スマートフォンのアプリを使用
していつでも見られるので、災害などの緊急時だけでなく、普段には観光マップ
としても活用できます。