障がい者福祉施設のつながりで、
堺にある大阪刑務所の見学に、
参加させていただきました。
先日の鑑別所の見学につづき、
「触法」について考える1日。
もちろん、少しの間だけだけど、
受刑者が実際に作業をしている様子を目にしたり、
実際に生活をしている居住棟のなかを
見させてもらったり。
想像していた刑務所と違い、
中はとても清潔で、
厳しさのなかに安心感がありました。
個人的には、
精神障がいや発達障がいを持っている人は、
どう対応され、どんな処遇を受けるのかを
どうしても知りたくて質問をしてみたのだけど、
ここは、厚生労働省の管轄ではなく、
法務省の管轄。
つまり、受刑者に対して診察をする場ではなく、
あくまでも刑期を全うさせるための場所であるということ、
そして、刑務所に入ってから、
障がいをどうするか、、、よりも、
もっと手前にある裁判の段階で、
ある程度のジャッジが働いている、、、
そんなことも知らなかった
世間知らずな自分に、
ただただ、反省。。。
世の中はまだまだ知らないことがいっぱいです!
犯罪を犯した人たちの気持ちは、
もちろん少ししか理解できないけれど、
社会に居場所を見つけられない人が、
厳しく管理されつつも、
衣食住が与えられる刑務所に、
累犯をして戻ってくる気持ちも、
なんとなくわかったような気になりました。
まだまだ、見なければならないことは、
目の前にたくさんありますね。