大阪市立難波特別支援学校、
そして、この4月から新設の
なにわ高等特別支援学校を
見学させていただきました。
かつては、日本一という時代があったという
大きな建築物で、
廊下の大きさ、教室の多さ、校庭の広さに驚愕!!
これは、通っている学生たちの体力もつくし、
何より伸びやかに育ちそう。
支援学校ならではの可愛らしいサイズの教室、
調理実習室、ピッキングを学べる流通の教室、清掃を学べる教室、水耕栽培の農場など、
多方面から切り口を作って、
知的障がいを持つ学生たちの未来を考えてらっしゃいました。
先生とのお話をさせていただく中で、
「学生という夢にあふれた日々、たくさんの人に支援されている毎日から卒業して、
就職をしたあと、日々コツコツした積み重ねの毎日が40年以上も続くことに、
知的障がいの支援学校に通う若者たちは何を感じ、どう納得をしているのですか?」
「支援学校に通う先生としては、学生たちの就職を念頭に置いてらっしゃいますが、
もう一方の進路である就労支援や就労継続の障がい者福祉施設を、
実際どう捉えてらっしゃいますか?」
というなかなか聞きづらい質問に、
真摯に答えてくださったこと、
その答えに僕自身も納得できたこと。
本当にいい時間を共有させていただきました。
教育には正解はないけれど、
まずは大人たちがこうやって、
多くを知ることは、
何よりも大切なことだと思うんです。