ファッションの大量廃棄を考える授業
近畿大学文芸学部
アートコミュニケーション論
今日の授業の前半は、
「あなたが市長だったら、
歴史文化財に100のうち、
どのくらいの予算を付ける?」。
その前に淡路島の「松帆銅鐸」の
素晴らしさや歴史的な価値の
説明を時間をかけた上での
クエスチョンだったのですが、
「歴史は受験勉強のため」
「過去には興味がない」
という学生が大半の中で、
「あなたが興味がないものは、
 ゼロでいいの?」
という難しい問いかけに
皆さん、頭を悩ませる。。。
学生たちだけでなく大人でも、
「知らなかった」「興味がない」は
「無いもの」「ゼロのもの」
になってしまうんですよね。。。
そうなってしまうと、
学生たちが関心が薄い
ラジオや新聞などは消滅するし、
商店街は衰退せざるを得ないし、
歴史や文化も引き継がれない。
でも、
ピュアな学生たちは、
「知った」瞬間から
「それって大切かもしれない!」
と考えてくれるようになるのです。
この「知った瞬間」に
脳内が「!」となるのを見るのが
個人的にはとても好き!
後半はゲストに
宮地 なおみさんをお招きして、
「地球のために安いものは買わない」 
v.s.
「経済を回すために買い物をする」
のディスカッション!!!
枚方市で古民家を再生し、
国内の手仕事の素晴らしさを
発信したり、
リノベーションスクールの
講師も務めてらっしゃる宮地さん。
お出会いしたのは
おそらく10年前の一瞬だけ。
偶然、学生たちが
SDGsに懐疑的、、、という
過去の僕の投稿を見てくださって、
学生たちに
洋服の廃棄の現実や
職人さんたちの
リアルな想いを伝えたい!
と、お手紙をくださったのです!
この時代にラブレターを
お手紙てしていただけたことに
とても感動してしまって、
すぐにお返事し、
今回の授業が実現しました!
学生たちにとって、
自分たちの買い物への考え方を
アップデートするキッカケになったら
とてもうれしいです!
宮地さん。謙太さん。
ありがとうございました!

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