毎月一回、リアルで開催する
「障がい者雇用を考える」
6ヶ月連続コミュニティー。
少人数なので話題提供しつつ、
みんなでたくさん語り合う
なんとも緩やかな勉強会なのです(笑)
今回は福祉施設について事例を伝え
ディスカッションゴールは、
「企業の人事担当として、
福祉施設で事前に
身につけてもらいたい
スキルを考えよう!」
というものに。
言い換えてみると、
福祉施設の軽作業の中には、
一体どんなスキル習得が
組み込まれているかを、
いろいろな角度から
真剣に考える時間でした。
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一人一人の月のお給料が
全国平均約16000円のなかで、
清掃、組み立て、紙折り、
パンつくり、弁当つくりは、
就労に向けてどんなスキルを
高めるための訓練なのか。
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参加してくださる方の中には、
お子さんが障がいをお持ちの方も
いらして、
「施設に通ってくれること。
コミュニティの中で、
生きていける場があるだけで、
まずは十分なんです」
という意見もあって、
それも正しい。
就労系の訓練や就職を目指す
障がい者福祉作業所の総数は、
全国で約2万施設。
そこで働く職員数は約11万人。
そのすべてが国の税金から
まかなわれている中で、
どこまでの施設が、
就労を視野に入れた訓練を
プランニングできているか。
もしくは、就労系施設は、
障がいのある人たちの
60代までの居場所なのか。。
もう一つの問題はね、
福祉施設と企業が、
結びついてないという
双方の問題でもあるんですよね。
「いやぁ、初めて知ることが
いっぱいありました」
参加された方から
そう言ってくださるだけで
十分ありがたい
たくさん揺らぎに満ちた
時間となりました。
やっぱり対面での
コミュニケーションって
素晴らしい!
次回は7/30(金)。
今度は企業の障がい者雇用の
事例をもとにみんなで語りあいます。