純度100%の暗やみの中で「ダイアローグ・イン・ザ・ダーク」

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人生で2度目となる「ダイアローグ・イン・ザ・ダーク」に
山本あつしさんと一緒に行ってきました。

「ダイアローグ・イン・ザ・ダーク」。略して「DID」。

グランフロント大阪の「SUMUFUMULAB(スムフムラボ)」に常設されているのですが、

純度100%の暗やみの中で、
「暗やみのプロ」に案内してもらいながら、
一軒家の玄関、廊下、居間、縁側をゆっくりとグループで進んでいく、
超体験型の施設です。

季節やテーマに合わせて「お茶を飲む」「ペンを片手に紙に書く」などの、
いつもは感じられない(視覚の全く通用しない)世界を楽しむ。。。

という穏やかながら非日常体験の連続。

体験した方はご存知だと思いますが、
アテンドは視覚障がいをお持ちのスタッフさんがしてくださって、
これが暗やみで頼りになること、頼りになること。

もう、暗闇の中の不安をはねのける、
太陽みたいな存在に思えてくるのです(笑)

暗やみの中で、
いろんな声をかけてくれて導いてくれるのだけど、
暗視スコープで見えているんじゃないんじゃないかというくらい正確。。。

特に熱いお茶をグループ全員に
配ってくれるのですが、
どうやって火傷もせず、間違いなく配れるの?と、
能力の高さに驚かされてしまうくらい。

そして、自分でもビックリしてしまうのですが、
暗闇の中では我々と視覚障がいを持つアテンドさんの
立場が逆転するんです。

じゃあ、いつも視覚障がいの人を下に見ているのか?
と、問われたら、
「そんなことはない!」と答えたいのですが、

心のどこかで「大丈夫かな?」「手助けしようかな?」なんてことを、
必ず考えていたりする自分に、
改めて気づかされたりするんですよね。

暗闇の中でも「視覚」に
頼ってしまう心もとない自分がいたり、
触った感覚、匂い、方向感覚に
いつもの倍くらい集中したり、

あつしさんとも話していたのだけど、
これは子ども、大人も、
新入社員も会社のみんなも、
団塊の世代にも、
みんなに体験してほしい!!

と、心から願う
新しい感動体験がここにありました。

ちなみにアテンドに付いてくれた方は、
パラリンピックのスポーツ選手だったり、
マラソンランナーだったりするんですって!

みんなみんな、かなーりスゴイ!!

関西にはグランフロント大阪にしか存在しない貴重すぎる場所。

行ったことがない人は、
必ず心が動くはずなので、
ほんとにほんとに行ってみてください!

茂木健一郎さんがDIDの本を書かれていました。
読んでみようっと!

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