長野県須坂市から帰ってまいりました。
ゆったりとした時間と、コンパクトにまとまった地域資源の数々。
公園で遊ぶ親子の数も多く、
教育水準も高い、
市外になるけれど電車や車で一時間圏内に大学もあって、
フルーツ王国と名乗るように、
りんご、ぶどう、その他の野菜まで新鮮そのもの。
数年後、新幹線が延びるにあたり、
須坂市の存在に気づかずに東京から北陸に行ってしまう可能性が高く、
なんとか今のうちに知名度を高めることが重要なことだそうですが、
何よりも長野県の中で一番、大阪に目を向けているのが、ここ、須坂市なんですって!
本格的にはじまったばかりの綿畑、
製糸業が盛んだった時代から残る蔵のまち、
長野版のニューディール政策と呼ばれる臥竜公園の池、
ボクシングカンガルーのハッチくんがいた動物園、
年に一回だけ矯正展という市民公開型のイベントをしている須坂刑務所(驚!)、
朝鮮との交流があったらしい八丁鎧塚古墳、
全国的に有名な楠ワイナリーさん、
信号機の必要がない未来型交差点で「ラウンドアバウト」など。
見どころ満載というと、
どこの町でもあるもの!と言われてしまうものなのだろうけれど、
この町はこの町ならではの歴史と文化、民芸があって、
とても素敵な空気を吸い込むことができました。
駅からの動線、町中の案内表示、
いずれも理解しやすさをどう作り込むか、
県外にどうアピールするか、
今、動いてらっしゃること、
これから動かれることの可能性はかなり大きいと感じました。